数日前、メゾン・ド・魔王の英語版をピアレビューに提出した訳です。
ピアレビューというのはですね、Xboxインディーズゲームを世に出す前に、他の開発者からチェックしてもらう、という仕組みのことです。
で、12人くらいの開発者からレビューして貰えたら、無事にリリースされます。
で、メゾン英語版は当然ながら英語圏のインディーズゲーム開発者にチェックしてもらわねばならぬのですが……
提出して数日後のレビュー数、ゼロ。
これはいかんです。ゆゆしき事態です。
このまま一ヶ月が経過してしまうと、某マイクロソフトから「期限切れだYO、ざーんねーん」的なメールが届き、差し戻しとなってしまうのです。
そこで私、考えました。
他の開発者が作ったゲームをレビューして、「Nice game! あ、そうそう。ついでに僕のゲームもレビューしてちょ!」と書いていけば、メゾン英語版もレビューして貰えるんではないか、と。
という訳で、クリスマスイブの夜から、ただただ英語圏のインディーズゲームをプレイしておるのです。
今のところ、20本ほどプレイしたでしょうか。
……ええ、凄いです。
Xboxインディーズゲームにも中々無茶なゲームがありますが、その母体である「世に出る前のインディーズゲームたち」は、原初の混沌そのものだと言えましょう。
ゲームじゃない、どころか、そもそもこれは何なんだ、と思索に誘うもの。
プレイヤーへの憎しみすら感じさせるもの。
多くが、「これを世に出してしまって良いのだろうか」と、人間としての在り方を問うてきます。
そして現れるゾンビゲームの群れ。
頭痛がします。
ゲームをダウンロードする指が震えます。
「Nice game」と書いたり消したりしているうちに、一時間ばかり経っていることに気付きます。
あと何日、あと何十本、プレイすれば良いのでしょうか。
メゾン英語版がピアレビューを通過する日は来るのでしょうか。
なんだかもう何もわからない、ドグラマグラな気分です。
メゾン英語版の現在のレビュー数、ゼロ。
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